お知らせ
感情は脳だけに宿るわけではない?
東洋医学において感情は臓器に宿ると考えられています。
現代の感覚からすると大変違和感があるかもしれませんが、脳は情報の交換器であると考えるといいかもしれません。
例えば、指を切って痛いと感じるのは脳ですが、痛いという原因は指や指の神経にあります。
胃腸が弱っているときは、美味しいご飯もいつものような美味しさが感じられないでしょう。
もし胃腸がずっと弱ったままなら味の好みも変わってしまいます。同じものを食べても全く違う感情が引き起こされるのです。
このとき脳の方に何か変化があったわけではありません、変化があったのは胃腸という内臓です。東洋医学では脳に宿る感情はないとされていますが、感情は何もないところから生まれるものではなく、身体と感情は一体であるという考えからなのでしょう。
肝臓は怒りを、脾臓+膵臓は悩みを、肺は憂いにつながる。
人は歳を取ると怒りっぽくなるという傾向があるといいますが、その原因の一つには年齢を重ねると肝臓が弱ってくるということがあります。
肝臓が弱ってしまっために短気になってしまい、些細な事で怒ってしまうというケースがあり、何であんなに怒ってしまったのか自分でもよく分からず、歳を取ったからと無理やり納得してしまうという方が結構いらっしゃいます。
こうした怒りはこれまで積み重ねてきた肝臓の疲労によって、肝臓が正しい位置から大きく歪み、血液が滞り、肝臓が疲労状態になります。
肝臓が正常に機能しなければ、肝臓経由で生成されるホルモン等の大切な複数の精神に作用する物質も正常に作る事はできません。
肝臓の位置を(生理的に正しい位置に)戻して流れを正常にすることで、毒素が排出され、正常な状態へと肝臓が回復します。
すると、怒りっぽかった精神も安定し、なんであんなに怒っていたのか自分でも不思議なほど落ち着いた状態を取り戻せます。
脾臓(すいぞう)と膵臓(ひぞう)が弱ると悩みにつながっています。
膵臓と脾臓が弱っていると、些細な事で悩んだり、訳もない不安感やイライラとした落ち着かない気持ちを感じるようになります。
そうして悩むことでストレスを感じ、さらに膵臓と脾臓に負担がかかるという悪循環に陥って、気が付くとため息をついているという方は、現代社会では少なくないと思います。
インシュリンというホルモンは脳の作用にも大変大きな影響を与えています。
膵臓の疲労は、感情とあながち無縁ではないのです。脾臓の疲労は、脳に細菌やウイルスの侵入を許す(発熱等)、すなわち感情の変化を引き起こす原因となりうるわけです。
肺は憂いを司ります。
うつ病など現代でも社会問題とされていますが、その要員として肺が弱っているというということがあります。
気持ちが沈んでいる時に呼吸は非常に浅くなります。
気持ちが沈んでいる時、背中は自然と丸くなっていませんか?
呼吸は酸素を取り入れる重要な行動ですので、肺が弱ることで、全身の循環も弱ってしまい、心を支える活力が足りなくなってしまいます。
すなわち脳への酸素供給量も減ってしまい、正常な心の判断ができなくなってしまうのです。
情を司る内臓の機能低下の多くは、血液が上手く循環せず、毒素が溜まってしまっている状態にある(内蔵が重くなる)ことに原因があります。
内臓の位置を調整し、血液の流れを良くすることで毒素が排出され、ゆがみが改善し、健康な身体を取り戻すと共に、健康な心(元気な気持ち!!)も取り戻すことができるのです!
近年、『お灸女子』なるものが静かなブームらしいです。
今回は、お灸初心者さんへお灸のやり方をご紹介していきます。
まずは、お灸。これはドラッグストアでもいろんな種類がありますので、お好みでどうぞ。
ちなみに当院では『長正灸』というものを使用しています。
台座のあるお灸です。
次に用意するものはライター。
最後は水を入れたお皿。
では、準備が整ったところで、早速お灸にチャレンジ。
まずは、ツボを探しましょう。ここでツボのお話をのせるとかなり長くなってしまうので、もしツボを知りたい場合はネットや書籍で、お灸におすすめのツボの情報を収集してみてください。
今回のツボは、万能のツボとして有名な『会谷(ごうこく)』にお灸をのせてみます。
風邪のひき始めや肩こり、ストレス等に効果的な場所。代謝をアップさせてエネルギーの消費を増やしてくれる効果も。
裏面のシールを外して、ライターで火を付けてからツボにのせます。
どんどん火が下にじわじわ来ています。
このくらいが熱さのピーク。
もし熱くて我慢出来なかったら、無理せずすぐに外し、場所を少し移動すること!
台座が熱くないことを確認したら、お灸は終了!
そっと外して水の入ったお皿の中に入れてください。
初心者さんは一日5分、お気に入りのツボにお灸をするのがおすすめです。
お灸をしている間は、動けなくなるのでじっくりリラックスしましょう。
お灸は全体のバランスを整えるという東洋医学を元にしています。
お灸をすることによって、自律神経や女性ホルモンの乱れを整えることが出来るのです。
興味がわいたら、一度チャレンジしてみて下さいね。
年始、新年会などで食べる機会も多いこととおもいますが、
食べ物にあふれている日本でも
栄養失調があるのをご存知ですか?
その野菜にきちんと栄養があるか
化学肥料によって農地から微生物が減少し、微生物が作るビタミンや鉄分、カルシウムなどの微量元素を含むことができず、できた野菜は『栄養失調』となり、味も美味しくなくなってしまっているようです。
そして最近目にした【食べ方について】
食べ方によって少ない栄養さえも失ってしまう
えらいこっちゃ
納豆
あつあつご飯と食べちゃダメ
ナットウキナーゼという酵素は50度以上でしんじゃうそう
→私、ねばねば系は食べられないのでセーフ!!
枝豆
ゆでるより蒸し焼きが◎
ビタミンCは水溶性なのでゆでると半分失われる
→ゆで以外食べてませんね!(>_<)
味噌汁
加熱しすぎてはダメ
味噌の中の乳酸菌や酵母は50度以上で弱っていく、少しさましてから飲むように
→私、ブクブクのあつあつ派でした!(>_<)
ごぼう
水にさらしてはいけない
血糖値を抑える働き、クロロゲン酸が抜けてします。皮に多くふくまれる
→絶対さらしてました!('_')
しめじ
冷蔵庫保存はダメ
冷凍保存すると血中コレステロールを下げるグアニル酸が増える
→冷蔵庫以外で拝見したことありません。
にんじん
生×ノンオイルドレッシングはNG
Bカロテンは体内でビタミンAに変わるが、油と一緒でないと吸収されにくい
→良かった!生では食べられなかった私!セーフ!(>_<)
さといも
ぬめりをとってはいけない
ぬめりの中に腸内の老廃物を排出し余分なコレステロールの生成を抑えるはたらきがある。神経質に洗いすぎると×
ごく一部ですが、既に間違った方法で食べまくっています。そうなるとほとんど栄養摂ってないですね。そりゃ現代でも栄養失調があるわけですね。野菜自体に栄養がきちんとあるのかも重要ですが、食べ方にも気を付けないといけませんね!
食べ物も重要ですが、まずは溜まっている老廃物をデトックスすることも重要ですよ!
デトックスと言えば、スタッフあっこちゃん(^^)
あっこちゃんが、リンパドレナージュでゴイゴイ老廃物を流してくれますよ!
最近は長く降る雨は少ないものの、曇りの日が多くすっきりしない天気のことが多いですね。そんな天気の時には、問診時に患者さんの方から
「気のせいかもしれないけど、天候のせいか頭痛がする。肩こりで体調がすぐれない。」といったお声を耳にします。
これって気のせいではないのです!今回は天候と頭痛の関係についてお話しします。
天気予報を見ていると耳にする「高気圧、低気圧」という言葉がありますが、これらは気圧の変化を表していて、これらが体調に影響をあたえるのです。
地球上で生活していると、私たちは常に「気圧」の影響を受けながら生活しています。
私達の身体は大気の圧力(気圧)を常に受けているので、自分の生活しやすい状態をキープするために、自分の体からは気圧を押し返す力を出しています。自分が出す力と気圧のバランスが取れている状態では不調無く過ごすことが出来ますが、気圧の変化についていくことが出来ないと体調を崩してしまいます。
天気が悪い低気圧の時には、身体にかかる圧力が弱くなるため、血管は通常の状態より広がりすぎて、血液の流れが良すぎる状態になってしまったり、血管は広がろうとしているのに筋肉が固くて邪魔して負担をかけてしまったり…。と言った状況が頭で起こると頭痛の原因となります。
気圧の変化について行けなくなってしまう理由としては
1.気温の変化にあわせて体温調整を行う事による自律神経の疲労
2.筋肉が固くなり、変化についていくだけの余力がない
3.天候が悪いことによる気分の問題
等が挙げられます。
1番と2番に関しては、骨盤調整・整体を行うことで不調が出ないようにしていけます。「自律神経も?」と思うかもしれませんが、皆様の思っている以上に身体が自律神経にかける負担って大きいのです。身体のゆがみや筋肉の固さがある状態では、知らず知らずの間に、身体の各部分に必要以上の負担をかけてしまい、それらが自律神経を疲労させます。
身体の不調がなくなれば、自律神経にも余裕が生まれ、気圧の変化にもついていけるようになるわけです。